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『オペラ座の怪人』 ステンドグラス風

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やっとこできました~

描こうと思ってから、半年以上経っています。

劇団四季の『オペラ座の怪人』を見たのは、去年の11月でした。

役者さんも、舞台装置も、重厚で華やか、じつに贅沢で素晴らしく、

いたく感動し、これは絵にしなければ!と思ったものでした。


西洋風の舞台が、ステンドグラスと重なり、

ディンプルアート(ガラス絵の具の一種)で描こうと思ったものの、

なかなかイメージが固まらず。

めずらしく試行錯誤して、やっとこできました。

横浜の開港記念会館で、本物のステンドグラスを見てきたのは、

この作品を完成させたかったためでもあります。


以下、解説など。
(オペラ座の怪人のストーリーの説明もあります)
   
   
まずは、『オペラ座の怪人』
とてもかんたんな物語の説明です。


醜い怪人(仮面の男、ファントムとも)が、

パリ・オペラ座の地下に隠れ家をつくって住んでいた。

コーラス隊の若い娘・クリスティーヌに歌を教える怪人。

クリスティーヌも、その歌声から怪人を音楽の天使と崇める。

怪人はクリスティーヌに恋をし、オペラの主役しようと画策して

いたが、彼女は幼なじみの子爵・ラウルとひそかに婚約する。

怒り狂った怪人は、彼女を隠れ家のある地下へと連れ出す。

わが身の危険を顧みず、二人を追うラウル。

しかし、怪人の罠にかかり首にロープを巻かれてしまう。

「自分を嫌えば、こいつを殺す」とクリスティーヌに迫る怪人。

そして・・・




結論から言うと、怪人は、身をひきます。


では、絵について。

場面は終盤。怪人に連れ去られボートに乗るクリスティーヌ、
(地下は水が満ちていて、ボートで渡る)追いかけるラウル。


○怪人…醜い容姿を仮面とマント、帽子で隠している。
天才で孤独。すこし不気味で、エキセントリックな感じを
表したく、このような顔色にしました。ちょっとやりすぎた?

○クリスティーヌ…うつくしく聡明な若い娘。
舞台では、フリルがたくさんついた衣装でした…が
作画の都合でシンプルにしました。顔ももっと派手かも。
クリスティーヌ感は少ない仕上がりになってしまいました。
(ガラス絵の具で細い線をひくのが大変←言い訳)

○ラウル…かっこいいのよ。
衣装の破け具合が、なんとなくまっちーの幻想曲風??
髪型は、トランプのジャックをイメージ。これもまっちー風かも。
必死にクリスティーヌを助け出そうと手を伸ばしている場面。


怪人のボートで隠れ家へと向かうクリスティーヌ。
怪人と居ながらも、ラウルのほうを向いています。
ラウルが逆さまなのは、場面が2重であることと、
怪人の罠によって吊るされてる(!)イメージ。
それでも顔はクリスティーヌのほうを向いています。
怪人が主役とはいえ、クリスティーヌとラウルの
うつくしい恋物語でもあるため、このような構図に。
(でも、クリスティーヌは怪人のことも好きだったという
解釈もあるらしいです???)



○赤いバラ…怪人がクリスティーヌに手向けたとされる。
劇団四季バージョンでは、あまり出てきませんでしたが。

○ボート…黒ベースが多いのですが、怪人のマントが黒なので、
茶色で塗りました。映画のシーン(ネット検索)を参考に。
ゴージャス感が出せずちょっと心残り、かな。


ここまで、固有色優先で塗っていたのですが、
パンフレットをまた読むと、あくまで主役は怪人、とのこと。
この言葉でキャンドル、水面を、固有色にとらわれず塗ろうと
決めました。(かなり迷ってた)


○キャンドル…この表現は、いいと思います。完全オリジナル
ではなくて、たぶんどこかからもらったイメージでしょう。
なんとなく物足りなくなって、赤い線を入れました。

○水面…線については、開港記念会館のステンドグラスの
表現を参考にしました。もっと簡略化していますが。
ここで、怪人のクリスティーヌへの愛を表現したいと思い、
色とりどりに塗ることにしました。映画では、乳白色だったりします。
ここだけ絵本風、な気もします。自分でつくった色見本に沿って
塗っていたのですが、もういいや~!とばかりに、思いついた色を、
思いつくままにどんどん乗せていきました。

○枠…メインの絵より、彩度を落として目立たないようにするため、
それぞれ2~3色の混色をしました。最後に描いたので、ずいぶん
慣れていて、楽しく塗り進められました。形は大きな鏡のイメージ。

ディンプルアートで、不完全な混色ってあまりしたことが
なかったので、(教わりもしなかったし)どうかな、と思ったのですが、
横浜で見たステンドグラスは、ガラス自体にいろんな色が
混ざり込んでいて、これがまたうつくしかったので、
そのイメージでいろいろ混ぜて模様をつくったりしました。
私のなかでは、力作です。


そして・・・のつづきですが。
クリスティーヌは、怪人の顔をまっすぐに見つめて、
2度キスをします。この解釈はじつにさまざまで、
「ラウルを守るため(怪人のことは全く好きではない)」
「このときは怪人のことが好きだった」
「恋愛感情ではないが、慕う気持ちから」
「怪人がかわいそうになったから(同情)」
「2度キスをすると、悪い魔法が解けるからそうした
(怪人は魔法にかかっていた?)」などなど。

このあと、怪人はふたりにここを立ち去るように命じ、
自身も姿をくらませます。
ラウルとクリスティーヌはしあわせに暮らしますが、
クリスティーヌの心にはいつまでも怪人の存在があったとも。

クリスティーヌの心模様は、人それぞれ感じとってくださいって
ことなのかしら。奥深いですね。
作品の持つ重厚さは表現しきれませんでしたが、私なりの
『オペラ座の怪人』がつくれて満足です
   
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