2015/12/10
そして、ふたたびの樹


樹って…
気持ちわるいですよね。
植物も、動物も、人間も、
詳しく見て描きつぶしていくと、どれもこれも気持ちわるいです。
気持ちわるいって言うのは、わるい意味じゃなくて、
うーん、なんというか…
つるっとしていて単純、ではなくて、
表面の模様や質感が、たとえば、
人間の肌も、つぶつぶやふさふさでいっぱいで、
毛穴ひとつひとつ、うぶ毛1本1本を
つまびらかに、黒い線で描くと、おえーってなる感覚というか。
それでいて、構造も複雑で絡み合っていたりもする。
自然のもの、命あるものは、どれもこれもそうだなあ、と思います。
山の岩肌にもぞっとしますし、私は。
そこを、どう自分なりに表現していくか、
それに尽きると思います。
そろそろスケッチの旅を終えて(浅い旅かなあ)
自由な創作活動に戻ってもいいかな~どうかな~と思っています。
ちょっと、人間も描いておきたかったんですが
それに関しても、また別記事で。
アップで見ると、ああ、雑だな。
そんなつもりじゃなかったけど。
うーん。。。
苦しいよね、スケッチって。
息が詰まります。
紙の破れは、自分の画力のなさに失望したからではなく、
スケッチブックから外そうとしたところ、
親指に巻いていたサビオ(ばんそうこう)で滑って破けて
しまったものです。あえて、PC加工しないで載せました。
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